あなたの備え度をチェックしてみませんか?(基本編)

備え度チェック 備えの基本

あなたは、こんな疑問をお持ちではありませんか?

  • 自分は実際にどれだけ備えができているのだろう?
  • 自分が見落としている備えはないだろうか?

自分がどれだけ備えられているのかどうかを判断するのは、容易なことではありません。でも、それが分からないと、何をどう備えてよいのかが分かりません。

それで、あなたがご自分の備え度を確認できるように、備え度チェックを準備しました。各質問に答えて備えができていない項目があれば、各項目について学び、あなたにできる備えを実践しませんか。

備え度チェック

安全(住んでいる地域)

  • あなたが住んでいる場所は安全ですか。
  • 地域のハザードマップで災害リスクが低い場所に住んでいますか。
  • 都市部に住んでいますか。有事や災害時に脆弱な都市部特有のリスクを知っていますか。
  • 疎開先を準備していますか。

安全(住居)

  • あなたの住居は安全ですか。
  • 家屋の地震対策はできていますか。
  • ※熊本地震では、2000年以降の耐震基準を満たしている住宅も倒壊や全壊のケースがあり、専門家を驚かせたようです。耐震基準を満たしているだけで十分なのでしょうか?参考記事
  • 家具類の固定、ヘルメットや靴の準備など、屋内のけが予防対策はできていますか。

緊急時の対応準備

  • 起こり得る危機と、それらに対処する知識を学んでいますか。
  • 緊急時の判断能力や道具、スキルを身に着けていますか。
  • 国家や社会機能がマヒするなど想定外の緊急時に対応する備えはできていますか。

連絡手段・安否確認

  • 固定電話や携帯電話、インターネットが使えないときに、家族の安否を確認する方法を決めていますか。
  • 非常時に家族や大切な人と連絡を取る方法を決めていますか。

情報源

  • 緊急時に短波ラジオなど、情報を得る手段を備えていますか。
  • 普段からどのような情報源を頼りにしていますか。
  • 正しい情報と、大衆扇動のためにメディアを通して流されるプロパガンダや、偽情報を識別する力を養っていますか。
  • 世の中の流れを正しくつかんでいますか。メディアや大衆心理に流されていませんか。

食料の備蓄・家庭菜園

  • 非常用の持出し袋を準備していますか。
  • 何日分の食料備蓄がありますか。
  • 野菜や果物の入手源として、家庭菜園をしていますか。
  • 種や農具の備蓄をしていますか。

燃料の備蓄

  • 何日分の燃料を備蓄していますか。
  • 燃料を分散していますか。
  • 火の起こし方・燃料は何種類備えていますか。

水の備蓄

※参考:1日に最低1人当たり3リットルの水が必要です。最低限の衛生用の水も含めるとさらに多くの水が必要です。

  • 何日分の飲料水を備蓄していますか。
  • 何日分の水の確保手段を準備していますか。(水のフィルター、水の消毒剤など)

その他の生活必需品

  • 避難所にアクセスできないときのために、テントや寝袋等を備えていますか。
  • 重要書類や通帳、多少の現金をすぐに持ち出せるように備えていますか。
  • 何日分のトイレの準備(トイレットペーパー、簡易トイレ等)をしていますか。
  • 洗濯や食器用の洗剤や消毒液などの衛生用品を備えていますか。
  • 照明や電池などの電源は備えていますか。
  • 応急処置用の衣料品や虫よけスプレーなどは備えていますか。
  • 感染症予防のためのゴム手袋、マスク、消毒液等を備えていますか。
  • 基本的な工具を備えていますか。(簡易的な修理等のため)
  • 赤ちゃんがいる場合は、赤ちゃん用品(ミルク、おむつ、着替え等)を準備していますか。
  • 介護が必要な方がいる場合は、介護用品を準備していますか。

体力・健康

  • 緊急時に、持出しバッグを背負って非難する体力はありますか。
  • 緊急時に、避難所や野外で生活する体力やスキルはありますか。
  • 持病など健康問題がある方は、常備薬などの備えはできていますか。もしくは、薬に頼らなくてもよい健康づくりに取り組んでいますか。
  • 怪我をしたときに対処をする備えはできていますか。
  • 普段から体の健康を気遣っていますか。

心や精神の健康

  • 大災害や事故時に、心を健康に保つ原則や方法を知っていますか。
  • 子供や弱者の方が安心できる助けとなる原則や方法を知っていますか。
  • 緊急時に助け合うことができるよう、家族関係やご近所とよい関係を築いていますか。
  • 普段から、心の健康を保てるように心がけていますか。
  • 人格の基礎となる精神的、霊的な土台を築いていますか。

ペットの備え

  • ペットの餌や衛生用品を備えていますか。
  • ペットと避難するときの備えはできていますか。

いかがでしたか?

あくまでも、基本的なことの一部ですが、あなたにとって備えができている分野と、できていない分野がわかって来たのではないでしょうか?
是非この機会に、備えられていない分野について学んで備えませんか?

【併せて読みたい記事】

「誰もが必要な備え」

「あなたの備え度をチェックしてみませんか」(基本編)

「初めて備えをする人に必要な備え(パート1)」

この記事の著者の紹介

下川健一。滋賀県出身。米国ブリガム・ヤング大学卒(臨床心理学博士)。ノースウェスタン大学ファミリー・インスティテュート博士研究員、同大学心理学部大学院講師(カウンセリング心理学)を経て2012年に帰国。メンタルヘルス関連のコンサルテーションやカウンセリングを提供する組織の管理職を経て開業。また、世界情勢が急速に変わりゆく中、一人でも多くの人が今後の世界に備えられるようにできることはないか真剣に考えるようになり、書籍の翻訳・出版活動を通して物理的、精神的、霊的な観点から幅広く備えについての情報発信にも取り組むようになる。その一環として米国在住のメンタルヘルス・カウンセラーの友人が3度の臨死体験中に見た壮大な示現の記録『栄光の示現:一人の男性が見た末日に関する驚くべき示現』を翻訳し自費出版する。また、聖書の終末予言を理解する鍵と言われる旧約聖書のイザヤ書の解読に極めて重要な古代の文学手法を発見したアブラハム・ギレアディ博士によるイザヤ書の解説書を翻訳、出版、普及する活動に取り組んでいる。また、一家一年分の食料貯蔵と家庭菜園を実践し、家庭でできる食料の保存法について情報発信に取り組んでいるため、備えについての相談を受けることが多い。自給自足を視野に入れた長期の備えの大切さをベースに食料貯蔵と家庭菜園をベースにしたライフスタイルの魅力と重要性を発信していこうと、有志と一緒にSONAEを立ち上げることに。現在下川心理臨床カウンセリングオフィス代表、オリーブ出版代表、一般社団法人イザヤ研究所インターナショナル代表理事。長野県在住。

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